「泳ぐならプールかな?」
「川や湖って泳いでいいの?」
そんな疑問を解消します。
泳げる場所って意外とわかんない…。
川や湖でも泳げる場所はあるよ。
ただし!必ずライフジャケットはつけること!
場所別の注意点に気をつけて楽しい水遊びをしましょう♪
目次
大自然を味わえる野外で泳げる場所
川、海、そして湖など、水遊びをできる場所は昔からありますが、利用するうえで異なる注意点を見ていきましょう。
特に注意なのが淡水です
川や湖の水は浮きづらいのでライフジャケット必須!
① 海(海水浴場)
雄大な自然と触れ合いながら泳ぐなら海は素晴らしいところ。
砂浜の近くにであれば流される心配も少なく、波にさえ気をつければ遊びやすいのが海です。サーフィンやボディボードなどの方々で泳げる場所であれば年中人がいることが多く、人目があるので単独の事故が比較的起こりづらいのがメリットです。
ただ、注意点として海の生き物であるクラゲに刺されることや、高波や離岸流に流される危険性はいつでもあるので気をつけて遊びましょう。
また沖の方まで泳ぐと、足元が急に深くなることがあるのであまり遠くま離れないようにしましょう。
同じ海でも安全性が確保され、緊急の際に救助できるライフセーバーなどが見守ってくれているのが、海開きされた海水浴場です。夏に泳ぐために海を利用するのなら、できる限り海開きしている区域と時期に、安全に泳ぎましょう。
基本的に海に入ることに制限はありませんが、遊泳禁止区域など制限もあります。なかには漁ができる場所もあるため注意が必要になります。
海水浴場としての営業時間は9時から17時くらいが多く、この時間帯はサーフィンなどはする事ができません。そのためサーファーの方は海水浴場として使われていないサーフポイントを使わなければいけません。
夏にサーファーが朝夕に多いのはこれが理由です。
営業時間 | ・海開きは6月下旬〜7月上旬 ・利用時間は9~17時が多い |
利用客 | ・家族連れが多い ・10~30代 |
料金 | ・基本的に無料 ・駐車場やシャワー室など設備が有料の場合もある |
★危険性 | ・高波、離岸流、クラゲ、岩場に注意 |
海開きの時期は地域によって異なります。海水浴場のルールに従って下さい。また、夜間に花火やBBQをする方もいるので、砂浜の足元に注意し、自分たちもゴミ捨てマナーを守りましょう。
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② 川と湖(自然公園など)
海と同じく自然と触れ合える川や湖。
海が近くにない方にとっては海よりも身近な場所かもしれません。
国や県・市が運営する自然公園やバーベキュー場など、川遊びができる場所を設けているところがあれば、指定された場所でのみ泳ぐことができます。
川と湖はあまり知られていないことが多いのですが、淡水のため身体が浮かびづらいのが特徴です。川は見た目よりも流れが速く、足元が滑って流される危険性があるためライフジャケットの着用を必ずしましょう。
湖は流れがゆったりで安全と思われがちですが、意外と深いことが多く、水草や枯れ木で足を取られることもあるので気をつけましょう。
営業時間 | ・国、県、市が運営するため月曜定休、年末年始休みが多い ・営業時間は9時~17時がほとんど |
利用客 | ・家族連れが多い ・年齢問わず多い |
料金 | ・公共施設のため無料の施設が多い ・有料の場合でも、大人800円・子ども300円程度が目安となる。市内割引などがある。 |
危険度 | ・川は流れが早く足がとられやすい ・必ずライフジャケットを着用しましょう ・淡水で身体が浮きづらいので要注意 |
営業時間 | ・キャンプ場と併設が多い ・年末年始以外は年中無休がほとんど ・営業時間は10時〜21時の施設が多い |
利用客 | ・家族連れが多い ・10~60代まで幅広い ・ソロキャンパーも増加している |
料金 | ・基本的にBBQ会場やキャンプ場の使用料金内が多い ・5,000円程度が目安だが、設備によって異なる。 |
★危険性 | ・川は流れが早く足がとられやすい ・必ずライフジャケットを着用しましょう ・淡水で身体が浮きづらいので要注意 |
自然公園やバーベキュー場に川や湖があっても入水禁止の場合があります。必ず施設に確認しましょう。みんなで利用する場所のため、ルールとマナーを必ず守りましょう。
そして、重要なことですが
大げさと思うかもしれませんが、むしろライフジャケットを着た方が川や湖では泳ぎやすいのでおすすめなんです。
ライフジャケットはいらない?
先ほども言いましたが、川や湖で水遊びをするならライフジャケットを着た方が断然楽しめます。
理由はかんたん。
- 溺れる心配がなくなる
- 流れが急に早くなる場所、枯れ木や水草に足をとられない
- 子どもの安全を確保しやすい
- 浮いて遊べる
- 浮きやすくなり、泳がないで両手があく
ライフジャケットは見た目こそ邪魔に見えますが、メリットはあってもデメリットはありません。
最低でも子どもだけでもライフジャケットはつけましょう。
溺れるときは一瞬。声をあげることはできません。
ライフジャケットとフローティングベストの違い
かんたんに言ってしまえばライフジャケットは救命胴衣、フローティングジャケットは釣りやシュノーケリングをするときに浮力の補助をしてくれるものになります。
動きやすさはフローティングジャケット、またはフローティングベストが優れており、主に陸釣りや川遊びなどでのレジャー用のライフジャケットがこちらになります。
品質を守って作られた磯釣り用のフローティングベストがみんなが思うライフジャケットです。
気軽に着るタイプで選ぶとき、意外と大事なのが股ベルト。
また部分を留めないとジャケットだけが浮いてしまい動きづらくなることもあるので注意しましょう。
スリーコインズのライフジャケットは野外では不向き
実は簡易的なライフジャケットはスリーコインズでも販売しています。しかし、こちらは川や沖合いなどでの使用は推奨されていません。
スリーコインズのライフジャケットはあくまでも小さいキッズ用。使用する場所はプールなどの安全な場所、また浅瀬やお子様の背の立つところでのみの使用になります。
ライフジャケットの種類と選び方
ライフジャケットは膨張式と固定式の2つに大きく分類されます。
膨張式はさらに手動と自動タイプに分かれていますが、目的は水難事故の際の「気道の確保」です。基本的に動きづらいものがほとんど、一度破けてしまうと使い捨てになってしまいます。
固定式はいわゆる磯釣り用のもので、動きやすさが特徴です。さまざまな水遊びでも使われていることが多く、基本的に船に乗らない水系の遊びはこちらで十分なことがおおくなっています。
桜マーク付きのライフジャケット
国土交通省型式承認とも呼ばれ、国から安全性が認定された通称「桜マーク」です。
船舶に乗る場合、桜マークがないと乗れないものがあるほど。安全性を考えるなら桜マークのものを選ぶか、同等の浮力を持つものを選ぶといいでしょう。
室内で年中泳げる場所もある各種プール
① 市民プール
市民プールは、各々の県・市・町が運営する公共施設です。
「市民のスポーツやレクレーションの振興を図ること」を目的とした施設のため、年齢や性別を問わずさまざまな人の運動・交流の場として用いられています。
また、市町村が運営している施設のため料金が安いことも特徴。工場やセンターでゴミを焼却した際の余熱を利用した市民プールが多く、地球に優しい仕組みになっています。
近年ではプール以外にも、ジムやお風呂、食堂を併設する複合化が進んでおり、より多くの人に利用される施設が目指されています。
営業時間 | ・月1~2回の設備点検の休み、年末年始休み ・営業時間は10時~22時の施設が多い |
利用客 | ・平日夕方までは年配の人が多い ・休日は家族連れが多い |
料金 | ・基本は都度払い。回数券でお得になるケースも ・屋外は100円〜300円、屋内は300円〜600円程度。 ・ジムやお風呂は別料金 |
スクール | ・子ども水泳教室があることがほとんど ・大人の水泳教室も開催されることも ・マタニティエクササイズなども開催されることも |
施設の特長 | ・市民プールは料金が安く、老若男女が利用する ・平日夕方以降は人が少ない傾向にある ・ウォータースライダーがある場合は身長120cm以上で中学生以下の利用がほとんど |
運営する自治体、委託されている企業によって営業日や料金などが異なる場合があります。各ホームページを確認しましょう。
② ジム内のプール
ジムは企業が運営している施設です。
屋内プール以外にも最新式の筋トレ道具やヨガなどのアクティビティができるスペースなど、幅広い運動を本格的にしたい人向けの設備が整っています。
ジムの規模にもよりますが、ジム会員に向けて水泳教室・ヨガ教室・エアロビクス教室など様々な種類の教室を実施しており、利用客を飽きさせない工夫がされています。
月額会員制のジムが多く、1ヶ月の内で何度でもジムを利用したい人に向いています。
営業時間 | ・年末年始以外は営業、または週1定休日が多い ・施設によっては24時間営業もある |
利用客 | ・昼間の客層は高め、夜は若めな印象 ・幅広い年齢層がおり、男女の割合が均等である |
料金 | ・月額会員制が多い。 ・料金プランが何種類もあるため、自分の目的やライフプランに合った方法が選べる |
スクール | ・水泳教室がある可能性が高い ・水泳以外にも、マタニティ・エアロビクスなどさまざまなプール教室が開催されている |
施設の特長 | ・水泳以外にも幅広い運動ができるため料金が高い ・マンツーマンの指導ができる施設もあり、本格的に水泳をしたい人に向いている。 |
ジムごとに料金プランはだいぶ異なります。
体験教室がある場合は積極的に参加しましょう。
子供向け、大人向けは施設によってだいぶ差があります。
③ スイミングスクール
スイミングスクールは、企業が運営している施設です。
ジムと異なる部分は水泳のみに特化している点です。専門スタッフによる水泳教室などがあり、安心して水泳を学べる環境が整っています。
近隣の親が子どもに水泳をさせたいと思った際にも、よく利用されています。
営業 | ・休業日、年末年始休みを設定している施設もある ・営業時間は10時~23時の施設が多い |
利用客 | ・年齢層はスクールにより異なるが、定年退職や子育てが一段落した50代〜70代の層が多い印象にある。 ・午前は大人の水泳教室、午後は子どもの水泳教室と時間ごとにわける施設が多い |
料金 | ・月額会員制が多い。 ・個人の目標やライフスタイルに応じた料金プランを選べる。 |
スクール | ・水泳に特化しているため、安心して専門スタッフの指導を受けられる。 ・初心者クラス〜上級クラスまでステップを踏んで、うまくなれる仕組みが整えられている。 |
施設の特長 | ・基本的に水泳教室のみ。ジムよりも料金が安い ・同じレベルの仲間にも出会えるため、続けやすい |
スイミングスクールごとに料金プランが異なります。
体験教室がある場合は積極的に参加しましょう。
アトラクションの一環としてのプール
① レジャープール・テーマパーク内のプール
宿泊施設のそばにあるレジャー用プールや遊園地やテーマパーク内にあるプールは特に子どもがいるファミリー層に大人気のスポット。
ウォータースライダーや流れるプールなどバラエティ豊かなプールがそろっています。
温泉やお風呂と一緒の複合施設では室内で楽しめる場所も♪
アソビューのような検索サイトでかんたんに調べられますよ♪
営業時間 | ・室内プールの場合は、季節問わず利用できる ・室外プールの場合は、7月上旬〜9月下旬までの期間で開催 ・営業時間は10時~17時の施設が多い |
利用客 | ・子どもと遊べるため、家族連れが多い ・10代〜20代の若い年齢層が多い |
料金 | ・プール利用のみの場合は、大人3,000円や子ども2,000円程度が目安となる ・シニア割など年齢による割引や遊園地付きのチケットなど、遊び方に応じて料金プランが選べる。 |
施設の特長 | ・夏休みシーズンは特に混みやすい ・宿泊施設付きなら割安になることも |
子どもの迷子が多いので、迷子対策をして気をつけましょう。
② ホテル内のプール
「ホテルのプール」というと、多くの人が旅行を目的としたリゾート地にある室外プールを想像します。
しかし最近では、ホテルの地下や屋上などにプール設備があることも。ナイトプールやコスプレなどの撮影OKな室内プールなど、幅広い用途で使われることも。
ホテル内のプールのため、使用上のルールやマナーなど注意が必要ですが、手軽に非日常を楽しめるリラクゼーションの場として活用されています。
また、プール利用以外にもエステが受けられる女性限定プランも用意されており、日帰りでも対応可能など、うれしい特典があるホテルも数多く存在します。
営業時間 | ・365日、24時間営業が多い ・プール利用時間はホテルごとに異なる |
利用客 | ・リゾートホテルは、子どもと遊べるプールがメインのためファミリー層が多い傾向 ・プール付きホテルは、リラクゼーションの場や撮影の場として提供されていることが多く、女性の割合が多め |
料金 | ・1人5,000円〜20,000円などホテルや選ぶプランによっても大きく異なる。 |
施設の特長 | ・ナイトプールの人気が高まっている ・コスプレやグラビア撮影用のプールの需要増加 |
水着やバスローブのまま、ホテル内をウロウロするのはNG。
ホテルごとにルールやマナーがありますので、事前に確認しましょう。なかには宿泊客しか使えない場合、事前予約が必要な場所もあります。
アソビューのような検索サイトで事前に調べてみましょう。
まとめ
野外で水遊びをするなら、安全に泳ぐために事前準備が必須。
サンダル、ライフジャケット、ラッシュガードなど、ケガや事故に気をつける装備があるだけで楽しみ方が全然違います。
特にライフジャケット、フローティングベストの準備は川や湖などで遊ぶときのマナーのようなものです。水難事故は自分たちだけでなく、周りにも迷惑がかかります。
川と湖のような淡水は、海水に比べて浮きづらいので、海やプールと同じ感覚でいると思わぬ事故にあってしまいます。水難事故は重篤な事故になりやすいので、きちんとルールと守りましょう。
子どもと楽しむならば、なおさら準備万端に!
ルールとマナーを守り、事前準備をすることで水遊びを楽しむことができます。
子どもに色々と体験させたいなら、自然体験プログラムもオススメ。親子で楽しめるものからさまざまなアクティビティを体験できます。水遊び以外でも楽しめることを探しているなら、ぜひこちらも参考にしてみてください。