赤ちゃんの肌はとても繊細。油断するとすぐに乾燥しがち。
大人の肌も繊細。水分が少なくなって、乾燥肌になりがち。
実は大人も子供も赤ちゃんも、現代人の肌はエアコンの風や紫外線などによって、昔よりも乾燥しやすく、敏感肌になりやすい環境になっています。今回はそんな敏感肌や乾燥肌のにオススメなスキンケアをご紹介します。
なんとなくで選びがちなスキンケアのアイテムですが、特徴を知ることで赤ちゃんから大人の肌まで、年齢関係なく肌に潤いと安心をもたらしてくれます。
- 赤ちゃん用のスキンケアはどんな種類があるか
- それぞれのスキンケアの特長と目的
- オーガニック系スキンケアの特長
- メーカー別のイチ押しのスキンケアアイテム
この記事では以上の4点を中心にお伝えしていきます。
目次
肌いいベビー用スキンケアの種類
ベビーオイル
全身に使える万能オイル。大人の女性も愛用している方も多いスキンケア製品です。
お風呂上がりのスキンケアで仕上げに使ってるよ♪

肌に優しい低刺激の成分で作られており、添加物も少ないのが最大の特徴。
伸びがよく非常に塗りやすいため用途が広く使え、赤ちゃんの全身ケアの潤滑油として活躍します。
- べビ―マッサージ
- 耳・鼻・へその掃除
- 肛門浣腸の潤滑油
- 大人のムダ毛処理後の保護
- スキンケアの仕上げ剤
低刺激なため、大人の敏感肌のスキンケアの仕上げにも最適。
保湿力自体はさほど高くはなく、乾燥予防よりも潤滑油や他の保湿力が高いスキンケア製品の仕上げ剤と考えましょう。
べビ―ローション
水分量が多く肌への浸透力も高いため、しっかりと肌に潤いを与えてくれます。伸びがよく非常に塗りやすいので、サラッと全身に手早く塗れます。
その一方、油分量が少ないため潤いにフタが出来ず、保湿を長く維持できません。

ベビーオイルやバームとセットで使うと、しっとりが長続きするよ
オイルなど油分量が多いスキンケア製品と併せて使うと、高い相乗効果が得られます。
ボディミルク
水分補給と保湿力のバランスがよく全身にも伸ばしやすい。オイルとローションの中間に位置し、何を買うか困ったら選びましょう。パラベンフリーのタイプが多く安心して使えるタイプが多いのも特徴です。

元々がそこまで乾燥しない肌ならボディミルクだけでOK!たっぷり付けたい方にもオススメ
デメリットは、ローションやオイルに比べると質感が固めなため、多少のべたつき感があると感じやすいことも。全身に伸ばす場合はオイル・ローションより量が必要になることがあります。
バーム
非常に高い保湿力をもち、口まわりのかさつき、手足の乾燥が特に多い場所、おむつかぶれなどに使用されます。
多くの場合天然成分が使用され、肌を鎮静させる効果があるなど種類は多いです。
不純物を取り除いた白色ワセリンに比べると、含有成分によっては一部肌に合わない製品もあるので、合わない場合には使用をすぐに中止。
肌に不安がある場合はパッチテストを事前に行いチェックしましょう。
白色ワセリン
ワセリンをさらに精製し、できるだけ不純物を取り除いた純粋な白色ワセリンのこと。
高い保湿効果だけをもち、不純物がないため安心して赤ちゃんの肌の乾燥対策に非常に高い効果を期待できる。
他の保湿製品に比べ基本質感が固く伸ばしづらい。室温が高いと逆に柔らかくなるので、塗りやすさが変化する。全身に塗るよりも、少量ずつ頬や膝など部分的に使うのがポイント。
付け過ぎるとべたつくので塗布量に注意しましょう。
傷口やかさぶたのケアにも◎。小さいサイズで買っておくと便利だよ!

馬油系
オイル、クリームなど製品は多数。
高い保湿力の他、抗菌作用と皮膚の炎症を鎮静する効果をもちます。
肌が荒れやすくなる、妊娠期間中の過敏な肌でも使用できます。赤ちゃんの敏感肌、おむつかぶれ、アトピー性皮膚炎のケアにも。
デメリットとして、独特な香りと、非常に酸化しやすい油脂のため空気や光に弱く保管が難しいことが挙げられます。酸化した油は毒素をもつため、肌につけるとニキビ、肌荒れ、シミなどを引き起こすことがあります。
肌にいいベビー用スキンケアアイテムの特長比較
それぞれ特徴があるので、短所を補うように使い分けると役割を活かせると思います。
種類 | 水分 | 油分 | 質感 | 主な役割・効果 |
ベビーオイル | △ | ◎ | 軽い | 潤滑油・潤いを油分でフタをする |
ベビーローション | ◎ | △ | 軽い | 高い浸透力で肌に潤いを与える |
ボディミルク | 〇 | 〇 | 少し重い | 水分と油分をバランスよく補う |
バーム・ワセリン | 〇 | ◎ | 重い | 非常に高い保湿力をもつ |
馬油系 | 〇 | ◎ | 重い | 抗菌作用・皮膚の炎症鎮静作用 |
オススメはボディミルクをメインに、肌の乾燥やかぶれがあるときにはバーム・ワセリンがオススメ。普段はボディミルクのみで使い分けがしやすく、応用がききます。
バーム・ワセリンは傷口の保湿や保護にも使え、保管も冷暗所の涼しい場所であれば質感も変わりません。


ボディミルクなら手早く塗れるから肌も乾燥しづらいし、べたつきが気になるなら薄めに付ければOK!
馬油は酸化を防ぐために使用したあとは速やかにフタを閉めて冷暗所に保管するなど管理が大変。しかし抗菌作用などの効果は非常に高いので、使う際に少量タイプを購入するのがオススメです。使用する際には保管方法をしっかりと守りましょう。
使いやすさも大事ですが、まずは赤ちゃんや肌の状態に合わせて適切なタイプを選びましょう。使用後も乾燥や肌荒れがしばらく続いた場合など、すぐに使用を止めて皮膚科の受診を検討して下さい。
オーガニック系スキンケア
乾燥している繊細な肌には、無添加で刺激の少ないものを使いたい。できるだけ良質なものを使いたい。
そう思っている方は少なくないと思います。
数多くのオーガニック製品が世の中にはありますが、自然由来成分を使用し、合成化学物質を一切使わない企業もあります。
日本国内ではオーガニックの基準は厳格ではないため、国内企業は目安として世界的オーガニック基準を取得していることもあります。
また、独自の配合で90%以上はオーガニックで構成し、化学物質を極力省いたオーガニック製品を生み出している企業も少なくありません。
メーカーとオススメの製品を合わせて紹介!
ボディソープだけで保湿ケアできるアイテムもあるよ♪



ジョンマスターオーガニック
取り扱っているベビーケア製品は全てコスモスオーガニック認証を取得。アルコール・着色料・香料・合成界面活性剤(SLS・SLES)など不使用。
やわらかくて伸びがよく、繊細な肌にも塗りやすいベビークリームがオススメ。
植物由来の4種の保湿成分が肌なじみよく、ベタつかずに潤いを保ちます。マンダリンオレンジとカモミールの安らぎを感じる香りが特徴です。
他にも赤ちゃんのスキンケア製品だけではなく、大人の乾燥肌や敏感肌にも使えるアイテムも豊富。全体の傾向として香りを楽しみながらスキンケアを行う製品が多いです。
ヘアブラシ
スキンケアではありませんが、ジョンマスターでは赤ちゃんのファーストブラシやヘアケアブラシの販売も行っています。
赤ちゃんや子供の柔らかく絡みやすい髪や、まとまりが出づらい髪も、やさしくブラッシングするだけでキューティクルを傷つけることなく整えてくれます。
トルマリン配合のイオン毛が、広がりの気になる髪質も、なめらかでまとまりやすい髪に仕上げてくれます。
赤ちゃんへの記念にベビーブラシもあり、名入れの刻印サービスも行っています。
WELEDA(ヴィレダ)
100%自然由来成分使用。オーガニック認証済みの植物オイルを配合。
自然由来のエッセンシャルオイルや植物エキスの優しい香りが特徴。肌荒れ防止に高い効果のあるカレンドラを主原料とする人気製品「カレンドラベビーシリーズ」はほんのりと甘い香りと高い保湿力が特徴。
肌にすっとなじみ、しっとりとした仕上がりになる使い心地。汗でムレやすい背中、乾燥して肌がガビガビになりやすい部分のケアにも使えます。
ヴェレダ公式オンラインショップで購入する場合、お得な定期購入の他に、ご注文製品金額税抜100円ごとに5ポイントがたまります。
ご利用は1ポイント = 1円として、ヴェレダ公式オンラインショップでご利用できます。
継続する場合、まとめ買いならば、公式がお得になるのでぜひお試し下さい。
売れ筋人気は使いやすいミルクローションタイプ。ハンドクリームのように使える手軽さが人気です。
次にベビーウォッシュ&シャンプーは、髪も全身も洗えるやさしい洗浄料。
ハーブの甘い爽やかなような良い香りで全身を保湿しながら洗えます。泡立ちはそこまで強くはないですが、クリームのように伸ばして洗う感覚で問題なく洗えます。ミルクローションとの相性も良く、べたつきもありません。
L’OCCITANE(ロクシタン)
オーガニックハーブなどの植物原料とエッセンシャルオイルをベースにしたスキンケアの先駆者。
小児科医監修のアレルギーテストと使用テストを実施。赤ちゃんや敏感肌に使える人気の「シアベイビーシリーズ」などスキンケアアイテムが揃っています。
「シアベイビーシリーズ」ではママがくれる安心感を香りで表現。心を落ち着かせるミモザ。安眠に効果的なネロリの香りをブレンド。ほっと安らぐ香りでリラックスできます。保湿にはシアバター・シアエキスを使用し、高い保湿力を肌に与えてくれます。
一番人気はシア ベイビーモイスチャーミルク。
テクスチャは伸びの良い乳液状。しっとりした質感になるのに、塗り心地は軽いのでべたつきもない快適な塗り心地。デリケートで過敏な肌もやさしく保湿。ボディにもフェイスにも使えます。
片手で使えて便利なポンプタイプですが、量が減った後半に中身が出づらくなるとこだけが気になるところ。
Dolci Bolle(ドルチボーレ)
非加熱天然水「天使の希水」を使用。余計な成分を省き、肌への負担を軽減。お肌を守るための「育整スキンケア」を提唱しています。
「家族みんなで楽しめるバスタイムを!」がドルチボーレの由来。製品全体の傾向として高い保湿力が特徴。人気のベビーソープは泡立ちと泡切れが非常によく、お風呂上りでも乾燥しないほど潤います。
「これ一つでお風呂上りのスキンケアを済ませたい」という方にオススメ。赤ちゃんも大人にもしっかり潤いを与えます。
ALOBABY(アロベビー)
純国産オーガニックスキンケアブランド。天然の高保湿成分ホホバオイル・シアバターは特に人気。99%天然由来成分成分が魅力。世界的オーガニック基準のエコサート・コスモス認証取得済み。
人気のミルクローションは肌にサラッとなじみ、べたつきがありません。べたつきが苦手な方にオススメです。仕上げにバームやワセリンを使うとき、付け過ぎてベタベタになってしまうのをしたくない時に、事前の全身保湿として相性がよいです。
初回購入と定期便の場合は公式で購入がお得になります。
BELTA(ベルタ)
天然成分を極力使用し、界面活性剤など余分な成分は不使用。100%天然由来成分。不純物にあたる製品は排除。女性のライフステージに合わせたラインナップ。妊娠前からベビーケアまでトータルケアが特徴です。
人気製品は珍しいミルクで洗う泡立てないベビーソープ。ミルクなので摩擦なく広がり、敏感肌・乾燥肌の赤ちゃんにもやさしく洗えます。洗うというよりもマッサージをする感覚です。
石油系界面活性剤を不使用なため、過剰な洗浄力で肌の潤いを奪いません。妊娠中の敏感肌、出産後は新生児期の赤ちゃん、肌の弱い大人の方も使用できます。


ベルタはギフトセット以外は公式がお得になりますので、ぜひ公式ページをご覧ください。
定期便にはなりますが特典がお得過ぎるので、検討の価値はあります。
neo.baby(ネオベビー)
創業者自身が肌の弱い娘のため、無添加石けんづくりから始めたオーガニックブランド。
赤ちゃんとママが一緒に使える自然由来成分100%がコンセプト。ネオベビーのスキンケアでは、肌の表層にいる善玉菌の働きを活かし、肌のバリア機能や弱酸性を保つ働きを邪魔するものは使っていません。
すべての製品に【合成香料、合成界面活性剤、合成防腐剤、鉱物油、パラベン、タール系色素、BG】は不使用になっています。
人気のベビーソープ&シャンプーは、液状で泡立てずに全身さっと洗えるデリケートな肌にやさしい馬油ベースの石けんです。肌が敏感になっている場合では、より刺激の少ない固形のベビーソープがおすすめ。馬油の抗菌作用が家族の肌を守ってくれますので、みんなでの使用が◎
肌にいいオイルやミルクならベビー用がオススメ
ベビースキンケア商品は敏感肌・乾燥肌用に作られていることが多いため、赤ちゃんだけではなく大人も安心して使える製品が多くあります。
オーガニック系ではそれぞれに特化した特徴があることが多く、使用する場合は香り・成分・料金を改めて調べると失敗が少ないと思います。
今回はスキンケアの特徴と種類、オーガニック製品のメーカーをいくつかご紹介しました。国内のスキンケアメーカーも様々な製品を出しているので、少量タイプで肌に合うもの、好みの質感のものをうまく探しましょう。
赤ちゃんのスキンケア製品を、敏感肌や乾燥肌に悩む大人の方もぜひ使用してみてください。
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