性教育ブログ|子供に教える男女の違いとプライベートゾーンの教え方

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「プライベートゾーンってなに?」

子どもから突然の質問に、どう答えたらいいかわからない…。

そんな経験はありませんか?

子どもの性教育は難しいと感じるかもしれませんが、正しい性の知識を伝えることで、子どもが健康で幸せな未来を歩むためにとても大切です。

自分の子どもだけじゃなく、これから子ども自身が出会っていく人との関りにも関係していきます。

近年ではLGBTのように多種多様な性や性自認があり、子どもに伝えることが難しくなっています。

性に関して、一方的な決めつけや思い込みがないようにするためにも、さらに子ども自身の性自認のためにも、性やプライベートゾーンについて正しく学ぶ必要があります。

この記事では、性教育の絵本やマンガを使った親子のコミュニケーションの重要性と、どのようにして子どもに性について教えるかのヒントを紹介します。

性教育では分かりやすく説明するためには、言葉以外に絵や本、体験談などを通して親子で話すのがおすすめです。

小さい子どもでも理解してくれます。

性教育をするための絵本やブログを使う

子どもに分かりやすい性教育の教材としておすすめなのが、絵本やブログです。

絵本は子供に見せながら説明することもでき、寝かしつけ前や絵本の時間に見ることで、性やプライベートゾーンについて、親子で話しながら見ることができます。

3歳~6歳くらいの子にプライベートゾーンを教えるとき、絵本はとても分かりやすいです。

一緒に読む親も子どもに説明しやすくて助かりますよ。

幼稚園や保育園では曖昧だった性の部分が、小学生になり男女の違いやプライベートゾーンに興味を持ち始めます。面白がったり、からかってしまったりすることも。

近年の子どもたちは小学校中学年~高学年になると最近のネット事情もあって、性の知識はすぐに手に入ってしまいます。

そうなる前に正しい性の知識や、人の性やプライベートゾーンを守ることがどれだけ大事でデリケートか。性に関する知識や身体の変化、プライバシーの尊重などを学ぶことが重要になってきます。

① 3歳から5歳の子ども

3歳から5歳の子どもにプライベートゾーンについて教えるにはシンプルな絵本が適しています。

プライベートゾーンとは肌着とパンツで隠れる部分。

胸、お尻、性器、口です。


プライベートゾーンとは

「他人に見せても触らせてもいけない、性的に関係ある、自分だけの体の大切な場所」とされています。

幼児から少なくとも小学生に入学するまでには子どもに伝えておきたい、大切な性教育です。

ところが、子どもは「プライベートゾーンは大切」と言われても、あまりピンとこないことも。始めのうちはシンプルで分かりやすく伝えることがポイントです。


場所については、「肌着とパンツの中(胸、おしり、性器)と口」と伝えるとイメージがしやすいと思います。

自分で見たり触ったりすることは自然なことなので、体への興味から性器を触るときなども含め、自分で触ることは問題ないことも伝えてあげましょう。


同時に、「保護者・幼稚園・保育園の先生などが着替え手伝ってくれるとき。お医者さんが診察をするときは、見たり触ったりしても大丈夫」など、どういう人や場面なら見せたり触らせたりしても大丈夫かを教えることも大切です。

普段は「大事な場所だから、人に見せたり触らせたりしないでね」と優しく教えましょう。

この絵本はプライベートゾーンについて優しく、子どもが理解しやすいイラストで書いてあります。一緒に何度も読んであげて、プライベートゾーンを身につけてあげましょう。

② 6歳から8歳の子ども

6歳から8歳の子どもには、身体の変化や感情に焦点を当てた絵本がおすすめ。

絵本のイラストや言葉遣いが子どもにとって親しみやすいと自然と興味を持ちやすく、より自分事として学びやすくなります。

小学生の低学年になると、勝手に見たり、触ったり。プライベートゾーンのトラブルが増えやすい時期でもあります。

この時期は自分のプライベートゾーンが大切であると同時に、友達や家族、他の人のプライベートゾーンも大切だということをしっかり教えてあげましょう。

いつの時代も、カンチョー、ズボン下ろし、スカートめくりなどが起きやすいのが6~8歳くらい。

おもしろ半分にやってしまうことが多く、本人たちには悪気がないのが始末に悪い時期です。しかし、カンチョーやズボン下ろしなど性的な嫌がらせやいたずらは、プライベートゾーンの侵害です。

子どもだからといって見過ごしてはいけないところです。

プライベートゾーンについて、改めて何がいけないのかを考える機会をつくりましょう。

男女の身体の違い、性自認やLGBT、妊娠や出産、精通や生理、LGBT、コンドームの着け方など。性に関する正しい知識が分かりやすく書いてあります。

「性教育は恥ずかしくないもの」として、親子で見ることができます。子どもだけでも読めるように書いてあるので、ぜひ何度も見てほしい本です。

③ 9歳以上の子ども

9歳以上の子どもには、より具体的な生理現象や性に関する知識が載っている本がおすすめです。

まずはじめにおすすめの本を2冊ご紹介します。

6~8歳でも紹介した本の思春期編。

具体的な性交までは載っていませんが、面と向かって話しづらい性の話を思春期の時期に入った子どもと話すきっかけにおすすめの本。

前作と被る部分もありますが、視点が違うので照らし合わせてみると面白いですよ。

あらゆる角度から子どもの尊厳を尊重する内容なので、大変為になる本だと思います。

より具体的な「性」に関する話を学ぶならこちら。

身体、心の内面、恋愛、性交、性病など、学校では難しく教科書に書いてあるだけで、あまり触れてくれない部分が分かりやすく書いてくれています。

特筆すべきは、避けられがちな異性愛・同性愛、セクシャルマイノリティについても述べられています。多種多様な性の形があり、それに苦しむ人も少なくありません。それらを学ぶことができる貴重な本です。

10歳以上のお子さんに、ぜひ読んでもらいたい本になっています。

④ 子育てブログから学ぶ性教育

livedoor Blog 公式ブロガーである「なおたろー」さんが運営している「男児2人に振り回され隊!」では性の話をしてくれています。

なかでも「ゆるっと性教育」は子どもにどういうふうに性の話をするか迷っている方におすすめ。すべてマンガで書いてあるのでスラスラ読めます。

ほかにもピルの話、セクハラなども書いてくれていますので、ぜひご覧になってください。

⑤ 性の話を親子で話せる関係を作ろう

親子で性教育絵本を読む際には、子どもが疑問に思うことや感じたことを自由に話せるような雰囲気を作りが大切です。

絵本を通じて性に関する話題をオープンにすることで、本を読み終わった後、子どもが気になることを質問しやすくなります。そこで正直かつ丁寧に答えることで、子どもは正しい性の知識を学ぶことができるでしょう。

また、子どもがまだ質問を持っていなくても、絵本の内容について一緒に話し合うことで、子どもの理解を深めることができます。

⑥ 親の体験談を話す

性教育をする上で、さまざまな体験談を聞くことは非常に役に立ちます。

実際に絵本を使って性教育をしたとき、子どもの疑問や質問に答えるうえで、親が直面した体験は貴重です。

体験談は実際に体験した上での気持ちや、どういった場面に直面したかなどを子どもに伝えることができます。

どんな気持ちだったか、恥ずかしがらずに丁寧に伝えましょう。

性教育をはじめるときの親の心構え

性教育を始める際、親の心構えとしてオープンマインドを持つことが大切です。

子どもからの質問に対して正直かつ積極的に答え、性に関する話題をタブー視しないことが重要です。

また、自分自身が不安や疑問を感じた場合、性教育の本を改めて読むなど、現在の新しい知識を入れましょう。昔の常識とだいぶ変わっていることも多いので、情報をアップデートしていき、正しい知識を子どもに伝えられるようにしましょう。

① 性教育にタブーはない

性教育において、日本では性の話を恥ずかしいこととタブー視する傾向にあります。

しかし、本来は性に関する話題が家庭内で自然に取り上げられることこそが大事になります。

親がしっかりと伝えることで、性に関する正しい情報を提供し、子どもが持つ疑問や不安に対してオープンに話し合う環境こそが、タブーを打破する第一歩です。

また、本来は性教育を家庭だけでなく、学校やコミュニティのレベルで取り入れることが大切になります。

性病、妊娠、ポルノやAVなど、しっかりと性の知識を学ぶことで、享楽の面だけではない本来の性教育が身につきます。

家庭でできる性教育

家庭でできる性教育は、絵本を読むことから始めるのがおすすめです。

絵本を通じて、小さい子どもでも身体の部位や機能、プライベートゾーンについて学ぶことができます。また、日常生活の中で身体の変化や感情についても、自然に話題にしてあげるといいでしょう。

例えば、お風呂の時間を使って身体の部位の名前を教える、または家族のペットが赤ちゃんを産んだことをきっかけに生命の誕生について話す、小学校や保育園などで着替える時にどうだったかなど、子どもが感じたことや見てきたことを話しながら、日常から性教育をしていくことが大切になります。

➂ 子どもとの信頼関係を深める

性教育にかぎりませんが、普段から子どもとの信頼関係を深めるには、まずは子どもの質問に対して真摯に耳を傾け、正直に答えることが大切です。

子どもが自分のことを話すことを安心してできる環境を作ることが、信頼関係を築く上で重要になります。

子どもが見たこと感じたことを、家庭内でオープンに話題にする環境を作ることで、子どもは自分の疑問や感情を共有しやすくなります。このようなコミュニケーションは、子どもが自己肯定感を持ち、健康的な人間関係を築ける基盤となります。

まとめ|子どもを守るために正しい性教育を始めよう

性教育は、子どもが自分の身体を理解し、他人を尊重するための大切な一歩。

この記事では、性教育絵本の選び方から、親子でのコミュニケーションの取り方まで解説しました。

性教育の絵本を活用することで、子どもは楽しみながら性について学ぶことができ、親子の絆も深まります。また、性に関する健全な対話を家庭内ですることで、子どもは自己尊重はもちろん、他の人への尊重の重要性を学ぶことができます。

普段からなんでも家庭内で話せる環境こそが、正しい性教育に繋がり、あなたと子どもの未来が、より豊かで幸せなものになることでしょう。

より詳しく知りたい時は、下記のサイトも参考になりますので、ぜひご覧になってください。

思春期前の学びならこちらもおすすめです。

ゆとり

ゆとり

雑学大好き美容師。双子と末っ子の3兄弟の父。
育毛・薄毛ケア・子育て・暮らしの知識を中心に、日々の暮らしを豊かにする情報を発信していきます。
「人生にゆとりと潤い」をテーマに生活を快適にしましょう。

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