最近のランドセルには、時間割用のポケットがついていないタイプが増えています。
オシャレな工房系ランドセル以外にも、一般的なランドセルもでも減ってきています。
ランドセルについていた時間割ポケットは使わないのか?
なくても問題ないのか?
他のアイテムで代用できるかなど、最近の時間割事情についても検証していきます。
ラン活などランドセルの記事はこちらにも↓
目次
ランドセルに時間割はそもそも必要?
時間割ポケットは昔からランドセルのフタの内側に付いているのが定番でした。
ただ時間割自体はランドセルラックや学習机、そして学校の教室とさまざまな場所に貼ってあることが多く、ランドセル自体にいれておかなくても問題ないのではないか?と感じることもしばしば。
最近では、時間割はあまり固執されることはなく、子供の進捗状況や週替わりで変わることが多くなっています。
① ランドセルに時間割ポケット必要派
ランドセルに時間割ポケットが必要と答えた方の理由をお話しします。
時間割ポケットは、子供たちが学校で必要な教科書やノートを、その日の時間割に合わせて準備するのを助けてくれます。
さらに、子供自身が前日のうちに、次の日の授業に必要なものを自分で準備できるようになるため、自立心を育むことにもつながります。
時間割があまり変わらない学校なら、時間割表をうまく使えそうですね。
② 時間割ポケットを見ながらランドセルを整理できる
時間割ポケットは、ランドセルの中を整理しやすくする役割も持っています。
教科ごとに物を分けやすくなり、必要なものをすぐに見つけ出しいれできるようになり、授業の準備がスムーズになるだけでなく、ランドセルの中身がごちゃごちゃになりにくくなるというメリットが。
出し入れがその場で確認しやすいので、家での教科書の出し入れを間違いづらくなります。
③ 時間管理能力を鍛える
時間割ポケットを使うことで、子供たちが自分の時間管理能力を養うことができます。
どの教科がいつあるのかを意識しながら、それに合わせて準備をすることは、計画性を身につける良い練習になります。
学校の机に教科書を移すときにも、時間割が目に入りやすいので、自然と目に入りやすくなり、一日のスケジュールが何となく頭に入りやすくなるメリットがあります。
必要派の意見は
「見ることで忘れ物やスケジュールを意識しやすくなる」
という意見が多かったです。
ただし最近では、ランドセル業界自体が時間割ポケットをなくす方向で動いているようです。
時間割ポケットのカバーの劣化、ごみがたまりやすく、不衛生になりやすいなどが理由のよう。
時間割ポケットの代わりになるアイテムを紹介しますので、使いたい方は参考にしてください。
時間割ポケットの代用をご紹介
① 連絡帳袋の時間割表
ランドセルの時間割ポケットを使わないで時間割を使うなら、連絡帳タイプが手軽でかんたん。
宿題やプリントをしまっておけるので、必ず子供が目にする袋です。
取り付ける必要はないので、かんたんに使うことができます。
時間割が週替わりで変更になっても、収納で目立つ場所に入れておけば確認しやすいですよ。
② 筆箱で見る時間割
時間割をみるのに便利なアイテムとして挙げられるペンケース。
特に低学年におすすめな筆箱「ヨコピタ」で使いやすく、内側に時間割をいれておけます。
2個セットなので、学校用と自宅用、もしくは予備の筆箱として使うこともできるので便利ですよ。
③ 時間割とランドセルの整理を同時に
ランドセルをキレイに保つために、ラックや収納ケースを使う方もいると思いますが、そこに時間割ポケットを取り付けてしまえば効果的。
時間割を持ち運ぶことはできませんが、毎日の準備のときに目にするため、時間割が固定されてきたら問題なく使えます。
時間割が毎週固定じゃない
学校や担任の先生の方針によって、時間割は大きく変わることが近年多く見られるようになったようです。
子供たちの授業の進捗状況や、学校の行事などに合わせて作られているようです。
一応時間割は作られているのですが、そのまま利用されるケースが少なくなっているようです。
自宅では時間割表を固定で貼っておくよりも、
ホワイトボードのようなものに記入した方がラクかもしれないですね。
① 時間割ポケットは使う理由がなくなった
時間割が固定されていれば、時間割ポケットを使って、毎日の準備を子供が自分で準備できるようになれたかもしれません。
しかし、週替わりで変わる時間割では、子供が1~2年生の小さいうちはなかなか難しいものです。
特にはじめのころは、準備物を親も確認した方がいい場合も多いので、子供だけに任せるのは早いかもしれません。
子供の自立心を育むために、時間割の準備を任せるのは効果的だと思いますが、お子さんが自信を持って準備ができるようになるまでは、親御さんのフォローが大事になります。
フォローしながら準備に自信をもってくれれば、週替わりで変わる時間割にも、子供自身で対応できるようになれると思います。
② 時間割ポケットの代わりをうまく使おう
時間割ポケットがなくなったからと、時間割自体がなくなった訳ではありません。
連絡袋や筆箱、さらにはランドセルに後付けでクリアファイルやケースで時間割を管理する方法もあります。
子供が管理できるのであればスケジュール帳もいいかもしれません。
時間割を管理しやすくなれば、子供の自立心や時間管理能力が養われることを考えると、非常に価値のあるものになります。
時間割がしっかり把握できるようになれば、その後の学校生活がよりスムーズなものとなるでしょう。
子供が自分で物事を管理する力を育み、自立心を養うための一歩として、ぜひ検討してみてください。
この子のように時間割や宿題に対応できるようになるといいですよね。
まとめ|時間割ポケットはなくてもOK!
ランドセルに時間割ポケットがない場合、多くは問題ありません。
- 連絡袋・筆箱やペンケース
- ランドセルラックや収納ケース
- ホワイトボードに写す
時間割は固定ではなく週替わりのケースもあるので、子供が管理しやすい方法で準備しやすい環境を作れるといいですね。
ランドセルに後付けするか、別で準備するか、子供と相談してみましょう。