夜中のミルク作りって大変。
もっと簡単に工夫できないかな?
この記事では、たいへんな夜中のミルク作りの負担を軽くする方法や、先輩ママ・パパからの実体験に基づくアドバイスを紹介します。
夫婦の協力体制の構築、ストレス軽減テクニック、便利グッズ、効果的な休息の取り方まで、具体的な解決策を提供します。夜中のミルク作りを少しでもラクにするために参考にしてください。
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目次
夜中のミルク作りを時短するためにすること
① ミルクはキューブタイプを活用
キューブタイプのミルクは、夜中のミルク作りを時短するのに大変便利。
このタイプのミルクは、事前に量を計る必要がなく、必要な数のキューブを哺乳瓶に入れるだけでOK。キューブを使うことで、夜中に赤ちゃんが泣いても、すぐにミルクを準備できます。 また、キューブは個別包装されているため、衛生的で安心して使える点も魅力です。
液体ミルクも簡単ですが、冷たいままだと夜中のミルクは飲まないことも。
温める手間とコスパを考えると、キューブタイプがオススメです。
② 調乳を事前に用意しておく
効率的な調乳のためには、準備をシンプルに保つことが大切です。
- 温度調整できる電気ポットなどで、適切な温度のお湯を用意。
- ミルクを事前に適量準備しておく(特に粉ミルクは夜中だと、寝起きで計り間違いが多いので)
- 哺乳瓶は冷ましやすいガラスタイプがオススメ。
- よりミルクを早く冷ますために、赤ちゃん用の純水、もしくは軟水のミネラルウォーターを使う。
ミルクのミネラルバランスが崩れたり、栄養素がうまく届かないことも。
③ 温度管理のコツ
ミルクの温度管理は、赤ちゃんの安全と快適さのために重要です。
理想的なミルクの温度は、体温に近い約37度が望ましいとされていますが、なかには少し熱めのミルクが好きな子もいます。その逆にぬるめのミルクが好みの子もいたりと様々。日中のミルクで、食いつきのいい温度を探っておくといいでしょう。
ミルクを温める際は、手の甲や首筋で温度を確認し、赤ちゃんの口に合う温度かをチェックしましょう。 温度が高すぎると赤ちゃんの口を傷つける可能性がありますので、注意が必要です。
④ 安全・衛生を時短するために
安全で衛生的なミルク作りのためには、使用する器具の清潔さが非常に重要です。哺乳瓶や乳首、スプーンなどは毎回使用後にきちんと洗浄し、定期的に消毒することが推奨されます。
夜中のミルクで時間がかかるのが器具の消毒。哺乳瓶を洗って、消毒液につけて、消毒液に他の哺乳瓶があれば取り出して。夜中で眠いのに、やることがたくさん。
レンジタイプの消毒器だと洗ったらレンジで加熱するだけ。加熱が終わったら冷めるまで放置で構いません。消毒液タイプより場所やコストもかかりません。
哺乳瓶を2,3個か用意できるのであれば、消毒は後回しでも構いません。
特に新生児期は3時間前後で授乳になるので、睡眠時間を優先しましょう。
夜中のミルク作りに役立つ便利グッズ
① 時短調乳グッズ
夜中のミルク作りを時短するために必要なのは、すばやく調湯できる便利グッズです。
電気ポット
必要な温度のお湯をすぐに用意できるため、夜中に赤ちゃんが泣いても迅速に対応できます。
電気ポットは設定温度を保持してくれるので、いつでも適温のお湯を使えます。 ミルク作りに適した温度に設定できるタイプも最近は多く見られます(70℃)
電気ケトル
電気ケトルは温度調整はできませんが、事前にお湯を沸かして湯冷ましを作っておけば、少量のお湯でミルクを溶かして湯冷ましを入れると、すばやく調乳できます。
湯冷ましは24時間以内に使えばOK。赤ちゃんの場合は早めに12時間以内と考えると衛生上問題ありません。
プラスチックタイプのマグカップ
100均に売っているようなモノでいいので、取っ手と哺乳瓶が入る大きさであれば問題ありません。
哺乳瓶を冷ますとき水道水をかけることがあると思います。このときプラスチックのマグカップに哺乳瓶を入れて回転させると、ただ水道水をかけるより早く冷ますことができます。
お湯を入れて熱くなっている哺乳瓶を、直接持たなくていいので、効率的にミルクを作れますよ。
② 夜間授乳を楽にする【哺乳瓶ウォーマー】
夜間授乳を楽にするアイテムとして哺乳瓶ウォーマーがあります。
- 【調乳】白湯(湯冷まし)を哺乳瓶に入れたまま調乳に適した温度(70℃程度)に保温。
- 【温乳】冷えているミルクや母乳などを適温に温める。
- 【加熱】離乳食(パウチ)の温め。
- 【解凍】冷凍したミルクや離乳食を解凍する。
- 【消毒】哺乳瓶などの消毒に。
哺乳瓶ウォーマーは、いちいちミルク作りにキッチンまで行き、調湯する手間を減らしてくれます。すぐに適温のミルクを作ることができるので、夜中のミルクの手間が減ります。
搾乳して冷蔵しておいた母乳を温めたり、授乳中に冷めたミルクを湯煎することもできます。
色んなことが1台でできるので、これから買い揃える人には特にオススメ。
夜間やワンオペ時に重宝しますよ♪
③ コスパと時短のバランスがいいグッズ
夜中のミルク作りに以外でも効率的に使える、おすすめグッズをまとめました。
ミルクは正確さと掃除の手間。哺乳瓶は冷ましやすさで選んでいます。
- キューブタイプのミルク(外出でも使いやすい)
- ガラスタイプの哺乳瓶(冷ましやすい)
- レンジタイプの哺乳瓶消毒(時短・哺乳瓶以外も使える)
- 電気ポット、電気ケトル(湯冷ましもつくれる)
- 哺乳瓶ウォーマー(多機能で長く使える)
コストパフォーマンスの一番いい選択としては、多機能で長く使える哺乳瓶ウォーマーがオススメ。
このアイテムは初期投資はあるものの、長期的に見ると経済的。ミルク作りだけでなく、離乳食の調理にも使えるため、赤ちゃんが成長しても活躍します。
消毒も時間は少しかかりますが、レンジタイプの消毒と同じように使えます。
④ 安全・使いやすさ重視の選び方
安全性と使いやすさを重視する際は、製品の素材や機能性、メンテナンスのしやすさをチェックしましょう。
哺乳瓶や哺乳瓶ウォーマーは、清潔に保ちやすく、赤ちゃんに安全な素材で作られているものを選ぶことが重要です。 また、使いやすさを考慮して、片手で操作できる製品や、洗いやすい設計のものを選ぶと、日々の育児がよりスムーズになります。
夜中のミルク作りの心理的負担を軽減する方法
① 協力体制の構築
夜中のミルク作りの負担を軽減するためには、パートナーや家族との協力体制を構築することが重要です。
パートナーと交代でミルクを作るスケジュールを立てることで、お互いの睡眠時間を確保できます。新生児期は特に睡眠不足になりがちなため、無理のないように家族や親戚にサポートを依頼することも有効です。
協力体制を築くことで育児の負担を分担し、夫婦でお互いに精神的なサポートを受けることができます。
特に男性はお世話をしっかりすることで、子育ての当事者意識を持ちやすくなるのでオススメです。
② ストレス軽減テクニック
夜中のミルク作りに伴うストレスを軽減するためには、リラクゼーションテクニックを活用することが効果的。
深呼吸や瞑想、軽いストレッチなどを行うことで、心身をリラックスさせることができます。 また、趣味や好きな音楽を楽しむ時間を作ることも、ストレス軽減に役立ちます。
育児の合間に自分の時間を持つことは、心のバランスを保つのに重要です。ぜひ何かを楽しむ時間を作ってください。
深呼吸やストレッチをするのは大事です。
馬鹿にできないくらい効果がでますよ。
③ 効果的な休息と睡眠
効果的な休息と睡眠を取ることが、夜中のミルク作りの負担を軽減する上で非常に重要です。
赤ちゃんが寝ている間に短時間でもいいので、仮眠を取ることで体力の回復につながります。 睡眠の質を高めるためにも、寝室の環境を整え、リラックスできるルーティンを作ることが効果的です。
昼間に短い休息を取ることも、夜間の負担を軽減するのに役立ちます。
④ 育児のバランスと自己ケア
育児と自分自身のケアのバランスを取ることは、心理的な負担を軽減する上で重要です。自分の健康と幸福を維持するために、適度な運動やバランスの取れた食事を心がけましょう。
育児の合間に自分の趣味やリラクゼーションの時間を持つことも、精神的な健康を保つのに役立ちます。自己ケアを怠らないことで、育児に対するポジティブな姿勢を保つことができます。
⑤ 家族とのコミュニケーション
家族とのコミュニケーションを保つことは、夜中のミルク作りの心理的負担を軽減するのに役立ちます。家族との会話や共有する時間を持つことで、育児のストレスを和らげることができるでしょう。
家族や友人との交流は、新しい視点や情報を得る機会となり、育児に対するモチベーションを高めることにもつながります。
。
まとめ|夜中のミルク作りはムリせず便利グッズを使おう
方法・アドバイス | 内容 |
協力体制の構築 | パートナーや家族と交代でミルクを作り、睡眠時間を確保 |
ストレス軽減テクニック | 深呼吸、瞑想、趣味の時間を設けてリラックス |
効果的な休息と睡眠 | 赤ちゃんが寝ている間の仮眠、睡眠環境の整備 |
育児のバランスと自己ケア | 適度な運動、バランスの取れた食事、自分の時間の確保 |
家族とのコミュニケーション | 家族や友人との会話や共有する時間でストレスを軽減 |
便利グッズを使う | 効率的に使えるグッズで時短と無駄のカット |
夜中のミルク作りは、新米ママ・パパにとって最初の壁ですが、上記の方法やアドバイスを取り入れることで、育児の負担を減らすことができます。
育児は一人で行うものではなく、家族や周囲のサポートが重要です。特に夜中のミルク作りは寝不足になりやすい大変な部類に入ります。そんなときは遠慮なく便利なグッズや周りに助けを求めましょう。
子育てにムリは禁物!!
ラクできるところは楽しましょう!