ドライヤーの熱を地肌にかけると、髪が生えなくなるってうわさ本当なのかな?
ホントだよ。
ただ、「生えなくなる」というよりも、薄毛を引き起こす・髪が細くなりやすくなる、という意味合いだね。
ドライヤーによる高温の熱を受け続けると、頭皮や髪の毛が炎症や火傷をおこしたような状態になります。頭皮が炎症を起こすと毛根の力が弱まり、正常なヘアサイクルよりも早く髪の毛が抜けてしまいます。
また、髪は高温で乾かし過ぎてしまうとキューティクルが破壊される原因にもなり、髪の毛が細くなってしまいボリュームがなくなってしまいます
そんなのヤダなぁ。
でもドライヤーをかけない訳にもいかないし。
正しいドライヤーの選び方一つで、髪と頭皮を守りながら、薄毛対策とヘアケアを同時に行うことができます。
ドライヤーの選び方と使い方を正しく学び、ケアにピッタリのドライヤーをいくつかご紹介します。
ドライヤーはシンプルで使いやすいものを厳選!
目次
薄毛対策は正しいドライヤー選びと使い方が大事
頭皮は「乾燥」に弱く、乾燥することで薄毛に繋がります。
ドライヤーの熱に弱いのも、そもそもは乾燥。熱を当て続けることで乾燥してしまい、毛根や頭皮の水分がなくなることで弾力がなくなってしまうのが原因です。
冬場の冷えと乾燥にも注意しましょう。
体の冷えからくる血行不良も頭皮への栄養不足を加速させてしまうため、抜け毛が起こりやすくなります。
① ドライヤーの正しい使い方
ドライヤーをかける前には十分なタオルドライを行い、ドライヤーを使用する時間を最小限に抑えましょう。
ドライヤーを使うときは、頭皮に優しい方法を心がけましょう。まず、ドライヤーと頭皮の距離は約30㎝離して、熱が同じ場所に当たらないようにします。
低温で素早く髪を乾かすことが大切です。高温で急いで乾かすと、頭皮が熱を受けすぎてしまい、髪の毛が傷んだり、頭皮のトラブルにつながることがあります。
ドライヤーに温度調節機能があるものか、元々高温が出ないタイプがおすすめです。
温度よりも風量が強いタイプが◎
髪を乾かすときは、根元から先に乾かしていきます。
根元が濡れていると髪全体が乾きにくくなるので、結果的にドライヤー時間が伸びてしまうためです。
ドライヤーの風を上から下へと向けると乾かすと、髪のキューティクルが整うので、キレイに乾かすことができます。
② 薄毛を防ぐドライヤーの選び方
ドライヤーを選ぶときは、低温設定ができるもの、イオン機能がついているもの、風量が強いものを選びましょう。
低温設定ができるドライヤーは、頭皮への熱ダメージを減らすことができます。イオン機能がついているドライヤーは、髪の水分を保ちながら乾かすことができるので、髪と頭皮が乾燥しにくくなります。
特におすすめなのが、風量が調節できるドライヤーです。
風量を調節することで、髪を優しく乾かすことができます。熱量は低めで風量が強いのタイプが最もおすすめ。熱が頭皮の水分を奪う原因になるのことが多いですが、強い風で乾かした方が断然乾燥しません。
髪は熱ではなく「風」で乾かすものと考えましょう。
③ 髪が傷まない乾かす方法
髪を傷めずに乾かすためには、タオルドライをしっかりと行うことが大切です。
繊維の柔らかい清潔なタオルで髪を優しく押さえるようにして、余分な水分を取り除きます。髪を強くこすったり、引っ張ったりすると、髪が傷む原因になります。
ドライヤーを使う前には、ヒートプロテクト成分があるオイルやスプレーを使いましょう。ヒートプロテクトは熱から髪を守る役割があります。
髪全体に塗布してからドライヤーを使うと、髪のダメージを減らすことができます。
毛先など乾燥しやすいところにつけましょう。
ドライヤーと薄毛ケア・ヘアケアの関係
ドライヤーと薄毛ケア・ヘアケアは切っては離せない関係です。
ここでは、ドライヤー以外のケアの方法はどうするべきかを説明します。
① ドライヤーの使い方を間違うと髪が弱ってしまう
ドライヤーが直接的に薄毛・細毛の原因になるわけではありません。
しかし、間違った使い方をしてしまうと、頭皮や髪にダメージを与えることがあります。例えば、高温のドライヤーで長時間使用すると、髪や頭皮の水分が奪われてしまい、乾燥やダメージの原因になります。
髪を乾かすときに自然乾燥を選ぶ人もいますが、濡れた状態が長時間続くと、頭皮環境が悪化することがあります。さらに、自然乾燥はドライヤーで乾かすよりも髪や頭皮の水分が過剰に失われやすく、髪と頭皮のコンディションによくありません。
自然乾燥した翌日の髪は、非常にセットしにくい髪になっています。
これは髪の水分が失われ、弾力がなくなっているからです。
ドライヤーで髪をしっかり乾かして、キレイにすることでが薄毛ケアにもつながります。
② ドライヤーの前後につけるヘアケアアイテム
ドライヤーをする前後につけるべきアイテムはさまざま。適切に使用することで、薄毛のリスクを減らすことができます。さらにはキレイで丈夫な美髪を手に入れることができるでしょう。
ドライヤーの熱から髪を守るヒートプロテクト成分、一般的に「流さないトリートメント」と呼ばれるものは、ドライヤーをかける前に髪につけます。
ドライヤーの熱から髪を守るだけではなく、熱を利用して髪に補修成分などを浸透させるなどの効果を発揮します。
流さないトリートメントは根元や頭皮にはつけないようにしましょう。
つける量も少な目でOK!
育毛剤を使用する場合、ドライヤーで髪を乾かした後に使用すると良いでしょう。育毛剤の成分が頭皮に浸透しやすくなります。また、ドライヤーを選ぶときは、育毛に良いとされる機能を持つものを選ぶと、さらに効果的です。
ドライヤーをかける前に育毛剤をつけると、頭皮に浸透しきる前に乾いてしまい、もったいないことに。
育毛におすすめな性能別ドライヤー
育毛におすすめな性能別ドライヤーを紹介します。
① 薄毛対策にMiCOLAの熱すぎない速乾ドライヤー
低温ドライヤーは、頭皮への熱ダメージを最小限に抑えるために非常に有効。
可愛いデザインとは裏腹に、アイリスオーヤマのMiCOLAの速乾ドライヤーは、低温でもしっかりと髪を乾かすことができます。
MiCOLAのドライヤーは、熱よりも大風量(2.0㎥/分)で乾かしてくれるので、髪や頭皮に熱がこもらず安心して使用できるのが魅力です。
低温でも効率よく乾かせるため、忙しい朝でも手早く髪のケアができます。
また、515gの軽量ボディでマイナスイオン機能も搭載とコスパが良い育毛向きのドライヤーです。
② 美顔ドライヤーで頭皮の水分コントロール
リュミエリーナのレプロライザーは、美顔ドライヤーとしても知られ、多くの美容家やモデルなどに愛用されているシリーズです。
レプロライザーは頭皮の水分バランスを整えるのに役立ちます。適切な温度で髪を乾かしながら、頭皮の保湿バランスを考えられ、薄毛の一因となる頭皮の乾燥を防いでくれます。
水分バランスを整えることで、頭皮環境を健康に保ち、薄毛対策にもなります。また、美しい髪を保つためにも、このようなドライヤーの使用がおすすめです。
レプロライザーのシリーズは普段使いなら4D plusでも十分過ぎる効果をもちます。
毎日使い続けることで、髪が信じられないくらいまとまりますよ。
高級ドライヤーの中でも、美顔器メーカーが技術の粋を集めて作った美顔ドライヤーがレプロライザーです。
いかに毎日美顔器を使ってもらうかを考えたらドライヤーになったそう。
どんなに高級な美顔器でも、使わなければ無駄だもんね。
その美顔器効果で、髪や肌の水分コントロールをしてくれるレプロライザーの効果で、ドライヤーで起こりやすい頭皮と顔の乾燥を防ぎ、それどころかプルプルに仕上げてくれます。
③ 低温で風量が強いエコドライヤー
Amavillaのケアライズは低温で風量が強いドライヤーなので、薄毛対策に最適。
1200W相当のパワーを840Wで実現した節電エコドライヤー。840Wとは思えない風量で乾かしてくれます。
低温・大風量で素早く乾かしてくれながら、遠赤外線で熱くなり過ぎないケアドライヤーとして最適。
子供が使ってもヤケドの心配が少ないので、安心して使わせることができるほど。
髪と頭皮を守りながら乾かすことができながら、電気代もお安くできるコスパも最高のドライヤー。
兄弟機の「ベレッゾアイレ」は750Wとさらに低電力。
Amavillaのドライヤーは薄毛対策だけでなく、髪と頭皮の健康を守るためにも非常に有効です。髪に水分を残しながら髪を乾かすことができるので、美髪を育てるのにもおすすめです。
ベレッゾアイレは我が家で愛用中。6歳の我が子も問題なく使用できています。
「熱くなり過ぎないから持ちやすい」By息子
まとめ|薄毛対策に最適なドライヤーは風量と低温
薄毛ケアと育毛を考えたとき、選ぶべきドライヤーの性能は次の3つ。
- 低温設定可能
- 風量が強い
- 遠赤外線や水分コントロールできる保湿効果
乾燥に弱い頭皮や髪を守り、育毛・薄毛対策としてドライヤーの重要度は非常に高いです。
正しいドライヤーの選び方と使い方を実践することで、髪と頭皮を守りながら、薄毛のリスクを減らすことができます。
ドライヤーの正しい使い方として、
- ドライヤーと頭皮の距離は約30㎝離す
- 低温・大風量で手早く乾かす
- 直接頭皮に風を当てない
この3つを意識するだけで、髪と頭皮の負担が減ります。できるだけ毎日意識してみましょう。
ドライヤーの使い方を意識するだけで、髪の元気度は変わります。
そろそろ買い替えの方はぜひ参考にしてみてね!