高校生や大学生など、ある程度の年齢になると「居酒屋に行きたい!」なんて思うもの。
お酒を提供するお店でも、「~がおいしい」なんて情報が回ってきたりしますよね。
ですがそうなってくると
「子どもだけで居酒屋に入れるの?」
「18歳の高校生ではダメ?」
「親と一緒なら入店できるのか?」
年齢ゆえに気になる点があるもの。
そこで今回はそんな人向けに居酒屋に20歳未満の子どもだけで入店できるのか、保護者同伴の場合はどうなのか?などについて解説します。
目次
居酒屋は未成年だけで入店できる?
結論から言うと、居酒屋は20歳未満の子どもだけで入店できるかどうかは、お店によります。
風営法に該当するいわゆる《夜お店》の場合は、18歳未満の立ち入りが法律で禁じられていますが、それに該当しない普通の居酒屋やBarなどの場合は年齢によって入店を法律で禁じられているわけではありません。
ちなみに高校生でも18歳になれば《法律上》は大丈夫です。
しかし、高校の校則の多くは禁止していますのであしからず。
そのため法律的に言えば未成年でも入店出来ますし、実際に最近の居酒屋に高校生の姿も見受けられることが多くなっていると話題になっています。
ただし、20歳未満にアルコール類の提供をするのは全国で禁止されていることに変わりはありません。飲酒は出来ませんのでその辺りは頭に入れておきましょう。
しかし、だからといって何歳でも必ず居酒屋に入店できるというわけではありません。
というのもお酒が提供されるお店では何かとトラブルが起きやすく、特に未成年の場合「その場のノリでお酒を注文してしまう」など、そういった問題がニュースで流れてくることもあります。
実際に未成年をお店に入れて、万が一トラブルに巻き込まれた場合「なんで未成年なんか入れてるんだ」等とお店側がバッシングを受ける可能性が非常に高いです。
お店の管理の問題になりがちですが、注文する側やその保護者にも責任があると思います。
そのため法律的にOKでも場合によってはそういった問題を避けるために
- 18歳未満入店禁止
- 入店は20歳以上のみ
- 保護者同伴のみ可
- お酒の提供時間が決まっている
など、お店独自でルールを定めている場合があります。
また18歳以上からOKなのか、それとも20歳以上からOKなのかもすべてお店次第です。
そのため、もし未成年だけで居酒屋やbarなどに行きたい場合は事前にあらかじめ確認するのがいいでしょう。
未成年の居酒屋の退店時間は?
未成年の場合、居酒屋に限らずの退店時間が決まっているお店も少なくありません。最近のゲームセンターなどは18時や19時で未成年は退店するなどが分かりやすいですね。
未成年の場合、居酒屋やファミレスなんかでも退店時間は大抵22時までになっていることが多いです。
また、入店時間に関しては未成年かどうかよりも18歳かどうかが基準になっていることがほとんど。たとえ18歳以上であれば22時以降も入店可能です。
保護者や成人同伴の場合は?
入店できるかどうかはお店によります。
というのも、明確に法律で決められているわけではないため、未成年だけの入店はダメでも保護者や大人同伴ならOKというお店もあれば、逆に未成年が1人でもいたら入店禁止というお店もあるようにそれぞれのお店で決められているルールによって変わってきます。
とはいえ大体は保護者や大人と一緒であれば、未成年も入店できることが多いです。
滞在時間も、保護者や大人同伴の場合は、基本的に常識の範囲内であれば、お店が許す限り何時までいてもいいことになっています。
ちなみにたとえ保護者や大人同伴でも未成年はお酒を提供してもらえず、当たり前のことですが、お酒が頼めるのは20歳になった人だけです。
まとめ|お店によるが基本的に入店OK
今回の内容を簡単にまとめると、以下の4つがポイント。
- 居酒屋は18歳未満の未成年でも入店できるお店は多い
- 保護者や大人同伴であれば、18歳未満の未成年だけよりも入店できる可能性が高い
- 入店できてもは飲酒はできない
- 入店時間は18歳未満は大体22時まで。お店のルールに従うこと
近年、居酒屋などの飲食店ではランチやウーバーイーツなどの影響もあり、未成年も視野にいれての顧客獲得に力をいれているお店も少なくありません。
独自のメニューやSNSを使った限定メニューなど、未成年の子たちにも目が触れる機会が増えています。
逆に、お酒の提供に消極的だったファミレスが提供に力をいれるなど、飲食業界は凄い勢いで変わっています。
基本的にはお酒の注文さえしなければ問題ないことがほとんどなので、お店側のルールを確認し、楽しく居酒屋ご飯などを楽しみましょう。