皆さん、お子さんにiPadを持たせることはありますか?我が家でも、学校から一人一台のタブレット端末が支給されました。
我が家では小学1年生になる前の年長さんのときから、タブレット端末を双子が使うようになり1年経ちました。
タブレット端末に触れる機会は増えてきましたが、授業で少し触ったくらいでタブレット端末をすぐに自由に使えるようになるのかと思いませんか?
実際、我が家の子ども達も遊ぶことは問題ありませんが、文字入力やアプリの使い方ははじめ戸惑っていました。
IPadやタブレットに慣れていたおかげで無駄な操作が減り、遊びに使ってしまう誘惑にも負けることは最小限に。
目次
2024年度から「英語」でデジタル教科書を導入を開始
デジタル教科書について、どんなことができるかを最初にまとめましたので、興味がない方は飛ばして下にスクロール!
文部科学省によると、全国で9割以上の小・中学校にタブレット端末の配布は進んでいるそうです。(文部科学省 デジタル教科書について)
約95%のデジタル教科書が発行されたが普及率はまだまだ
文部科学省の調査によると、令和元年度の小学校での発行はわずか20%でした。
しかし、令和3年度には小学校、中学校ともに約95%まで達成し、この3年で発行比率が大きく向上しました。
一方、文部科学省の「令和2年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」によると、学習者用デジタル教科書の普及率は小・中・高・すべてで10%以下と、まだまだ普及しているとはいえません。
その大きな要因は、デジタル教科書が有料であること。
さらに、クラウド配信をする場合、同時に多くの子どもたちが利用したときに、ネット回線は耐えられるのかなどの課題が山積みになっていのも問題だそうです。
まだまだこれからな部分もあるけど、今のうちに操作は慣れておいた方がいいかも。
デジタル教科書でできること
- 拡大ーデジタル教科書は、図表や文章などを大きく表示できます
- 書き込みーペンやマーカー機能を使って、デジタル教科書に直接書き込みができます
- 保存ー教科書に書き込んだ内容は、そのまま保存が可能です
- 機械音声読み上げーテキスト部分を音声で読み上げてくれる機能です
- 色変更などー文字の色や背景色を変更して、教科書を見やすくできます
基本的には紙の教科書に書き込んだりすることと同じ感覚で使えます。
そこにプラスの学習用デジタル教材と併用してできることとして、
- 声優を起用した朗読機能
- 物語文から文字を抜き出して整理できる抜き出しツール
- アニメーションなど映像でわかりやすく学べる教科書と連動した動画コンテンツ
- 教科書の内容に連動したドリルで効率的に学習
これから始まるであろうデジタル教科書を楽しみに待ちましょう。
子供に与えたIPadとAmazon2つのタブレット
小学1年生の双子に2人で1台計算で、年長さんの途中からiPadとAmazonタブレットを1台ずつ与えています。
ひとり1台にしなかった理由はシンプルに予算です。
意外とふたりで遊びながら操作を覚えていたので、かえってよかったかもしれません。
はじめは無印のアプリで操作を覚える
子ども達にはiPadを自由に使えるようになるという目標で子ども専用を持たせました。事前に他のアプリを入れることはせず、無印の状態で渡しました。
はじめにアプリを入れなかったことと、何もせずに渡したのは今振り返ると正解だったかなと思います。
最初の設定から一緒にすることで愛着がわいたようでした。
はじめアプリを入れなかったので、中に入っている機能だけで遊んでいました。
ストップウォッチで遊んだり、写真や動画の基本機能で遊んだりと意外と中の機能で楽しんでいました。事前に親の古いiPhoneを与えていたこともあり、割とスムーズに操作を覚えてくれました。
この時iPadを色々いじって初めて気づいた機能などもあったようで、使い方を知るために、しばらく買ってそのまま使わせるのがよいかなと思います。
決済に必要な設定のみ親がしておいたので(了承済)、決済される心配もないので自由に使わせていました。
ちなみに遊ぶ機能に関しては完全に安心して使えるまでは、親が管理するAmazonタブレットを使わせて区別して使わせていました。
Amazonタブレットは安価で性能もそこそこ。
Wi-Fiがなければオンラインできないので、子供に使わせるタブレットとして便利です。
Amazonタブレットは子どもに使わせるぐらいならHD8タブレットでも十分です。
YouTubeやプライムビデオ、kindleで電子書籍なども扱えます。
LINEも入れることはできますが、電話番号が別に必要になるのでちょっとめんどくさいかも。
はじめのうちは完全にiPadとAmazonタブレットを分けて使わせました。
家族・親戚のみLINEが出来るようにした
LINEが出来るのは家族と親戚とだけ。
使える場所はリビングで夜の7時まで。
友達とは親のLINEを通じて連絡を取っています。
小学生の内は親の目が行き届いていた方がよいかなという思いがあり、勝手に連絡交換はさせないようにしました。基本は親同士が許可できなければダメという感じで伝えています。
家族や親戚とやりとりはしているので、多少の文字の打ち方や使い方は理解できていると思います。
小1なのに初めの頃と比べ、LINEを返すスピードも上がっていて、言葉の理解も進んでいるようです。
親戚のとはLINEで色々と話しているようで、文章で気持ちをどう伝えるかの練習にも役立っているようなので、LINEも勉強の一つだと思って慣れていってほしいなと思います。
LINEはトラブルの元になることも多いアプリなので、今のうちに付き合い方を覚えてほしいですね。
基本は自宅Wi-Fiのみ
基本はWi-Fi環境がある家の中でしかインターネットは使えません。
外に持ち出して行っても動画やオンラインのゲームなどを見るということは出来ないので、親としても管理はしやすいです。
自然と写真や動画を撮ることが増え、撮った動画などの編集をして遊ぶようになりました。
場合によって、親のモバイルWi-Fiで繋ぐこともありますが滅多にありません。子どもたちもAmazonタブレットでオフライン状態で遊ぶことが当たり前だったせいか、あまり繋いでということはありませんでした。
子ども専用iPadを持たせてよかったこと
子どもたちで管理できる習慣がつく
子ども達だけのものなので、いつでも持ち歩き自分の好きな時に使えるようになりました。しかし、我が家の場合は2人で1台。
Amazonタブレットもありますが、写真や動画の質は段違い。さらにネット環境であればYouTubeなども観れます。
そこの管理と交渉も子ども達に任せているので、ケンカになることもありますが2人で折り合いをつける練習になっています。
自分達で調べる習慣が身に付く
色々なことを自分で調べる習慣が身に付きました。
親が教えてあげたりすることもありますが、何か知りたいことがあった時は自分達で勝手に調べて教えてくれるようになりました。
親と共有のiPadだと自分のものという意識があまりなく、積極的に使えないかなと思います。
調べたことが話題にあがり、親子の会話も増えました。
特にネットの情報は話半分だよ、とも教えてあります。
学校でむやみやたらとタブレット端末を触らなくなる
家でしっかりiPadに触れて機能もだいたい分かっているので、むやみやたらとタブレット端末を触らなくなります!
操作に慣れない内は、どうしても使うことに意識が集中してしまいますよね。自分専用でさんざん触っていると、いざ授業授業や習い事で使うようになっても、意識が集中できるかなと思います。
今ではさらっとしたもんで、そこまで執着はありません。そうなることを考えると、低学年から持たせてよかったなと思います。
自分専用iPadを持たせられる基準
使いすぎないように時間を管理できるか
自分専用のタブレット端末を持つと、いつでも使えるのでいつまでも使いすぎてしまうことがデメリットだと思います。
はじめの頃は特に、きちんと時間を意識するように伝えていないと使いすぎてしまいます。
根気よく時間を気にするように注意して、1年でようやく使い過ぎないようになってきました。だがまだ時間を忘れることもあるので、親が時間を管理できるように指導を続けないといけません。
使い方をしっかり覚えるためには幼稚園や低学年から自分用iPadを持たせたいですが、色々な管理を親がしないといけなくなる大変さがしばらくは続くかなと思います。
ある程度管理が出来る高学年から持たせた方が、実際親は楽だと思います。
自発的に使えるか
アプリや動画を使ったり見るだけなら、家族と共有のiPadやタブレットなどでよいかなと思います。
自分で写真を撮ったり編集するなど何か自発的な活動に使おうと思ったら、自分専用のiPadにした方が出来ることが多くなります。
最近は双子でYouTubeごっこ遊びをしたりと、遊びながら新しい操作を覚えているので、これからのデジタル機器の操作を肌で感じるためにも、早い段階で専用を与えることは悪くないかなと思います。
IPadやタブレットはいつから持たせるのが正解?
我が家では小学生前からのデビューしましたが、問題はなかったかなと思います。
自分で積極的に使おうという意識さえあれば、いつからタブレットデビューしても大丈夫だと思います。
しかし、あまりの集中ぶりにアプリゲームは選んであげたり、キチンと約束をしないといけないとは思いますね。我が家はAmazonタブレットでマインクラフトをさせていますが、ほんと集中力が凄すぎて、親が時間を管理できない時は大変なこともあります。
徐々にではありますが、時間を気にする場面が増えてきたので、親の根気は必要かもしれません。
早く与えた分の恩恵はありますので、子どもの性格などを考えて、早めに与えるのも考えてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、我が家のIPadはこちら。