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意外と知らない?ドライヤーが髪と頭皮に与える影響
髪や頭皮が乾燥してパサつく、かゆみが出る、フケが増える…そんな悩みを抱えていませんか?実はその原因、毎日使っているドライヤーにあるかもしれません。
正しい使い方を知ることで、ダメージを防ぎ、髪と頭皮の健康を守ることができます。この記事では、熱によるダメージ対策とともに、ヘアオイルの活用方法を解説します。
ドライヤーの熱ダメージとは?髪と頭皮への影響
ドライヤーの熱風を直接当て続けると、髪のキューティクルが開き、内部の水分が蒸発。これによりパサつきや枝毛、切れ毛が起きやすくなります。また、頭皮も乾燥してバリア機能が低下し、炎症やかゆみの原因になります。過剰な熱は皮脂の分泌を乱し、脂性や乾燥のトラブルにもつながります。
ドライヤー前にすべき準備
タオルドライを丁寧に水分を取る
ドライヤー時間を短縮するために、まずはタオルでしっかりと水分を取っておきましょう。髪をゴシゴシこするのはNG。
タオルでやさしく髪を包み、押し当てるようにして水気を吸い取ります。この一手間が熱による乾燥リスクを減らします。
このときできれば8割ぐらいは乾かすつもりで拭くのがおすすめ。
ヘアオイルは熱から守る“コーティング”
ドライヤー前のヘアオイルは、髪を熱から守るバリアの役割を果たします。特に毛先は乾燥やダメージが出やすいため重点的にケアしましょう。オイルは少量を手のひらに広げ、毛先を中心になじませるのがポイント。頭皮にはつけないよう注意してください。
髪と頭皮を守るドライヤーの正しい使い方
ドライヤーを使用する際は、髪から20〜30cmほど離し、1か所に集中して当てないようにしましょう。
風を根元から毛先に向かって動かし、短時間で均等に乾かします。仕上げに冷風を当てることで、キューティクルが閉じてツヤが出やすくなります。
髪質・頭皮タイプ別|ドライヤーの使い分け
髪質や頭皮の状態に応じたドライヤーの使い方も大切です。
乾燥しやすい人は低温モードやイオン機能を活用し、脂性の人は風量を強めて地肌をしっかり乾かすようにしましょう。くせ毛や細毛の人は遠赤外線やナノケア機能など、ダメージを抑える機能付きの機種がおすすめです。
よくある間違い&NG例
- 乾かした後にオイルをつけている(熱保護にならない)
- 髪を濡れたまま自然乾燥している(頭皮環境の悪化)
- ドライヤーの吹き出し口を近づけすぎている(髪や頭皮を焼く原因)
- 完全に乾かさないで中途半端で終わる(生乾き)
これらのNG習慣は意外と多くの人がやってしまいがち。今日から見直してみましょう。
まとめ|5つの習慣で未来の髪と頭皮を守ろう
髪と頭皮の健康を保つために、以下の5つを習慣にしましょう。
- タオルドライで水分をしっかり取る
- ドライヤー前にヘアオイルで保護する
- 20〜30cm離して風をあてる
- 常に動かして同じ箇所に当てない
- 仕上げは冷風でツヤを閉じ込める
毎日の小さな積み重ねが、5年後・10年後の髪と頭皮を大きく変えていきます。
ドライヤーひとつ変えるだけで乾かすのがラクになれるので、髪を乾かすことにストレスを感じているなら、ドライヤーから変えてみるのもおすすめです。

