見る力を育てる子どものビジョントレーニング|おすすめ動画・プリントも紹介

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ビジョントレーニングって聞いたことある?

子どもの視覚機能を鍛えて、潜在能力を引き出すことができるんだって。

ビジョントレーニングは、発達障害のあるお子さんの読み書き能力向上や、スポーツ選手などが運動能力を高めるために注目されています。

ビジョントレーニングとは視覚機能(見る力)を高めるトレーニングです。

私たちは、情報の80%を眼から得ているといわれています。

眼から得た情報を脳に送る機能や、その情報をもとに身体を動かしコントロールする機能を鍛えることで、子どもの読み書き能力や運動能力を向上させることができるのです。

※参考元:日本ビジョントレーニング普及協会

ビジョントレーニングを実践して視覚機能を鍛えることで、子どもが持つ潜在能力を引き出すことが可能です。お子さんの日常生活やスポーツパフォーマンスの向上が期待できます。

この記事では

  • 子どもの能力を引き出してあげたい
  • 手軽にビジョントレーニングをしてみたい
  • 遊びながら子どもを鍛えたい

以上のことを踏まえてご紹介していきます。

結論として、ビジョントレーニングで見る力を鍛えることで子どもの情報処能力があがり、運動や学習のさまざまな困りごとを解決しやすくなります。

遊びながら鍛えられるので、気軽にできるのも嬉しいポイント。

ビジョントレーニングにはどんなものがある?

ビジョントレーニングにはいくつか種類があり、鍛えたい視覚機能によってトレーニングが変わります。

大まかに特徴を並べるだけでも意外とあります。

  • 本を読むとき行や文字を飛ばして読んでしまう
  • 手先を使う作業が苦手
  • 字をきれいに書けない
  • 文章を読むのが遅い
  • 黒板の字をノートに写すのが苦手
  • 距離感がつかみにくい
  • ものが二重に見える
  • 球技が苦手
  • 文字を正しく書けない
  • 文字の形・図形を覚えられない

お子さんに当てはまる項目はありましたか?

我が家でビジョントレーニングに使っている本はこちら。

分類やトレーニング方法が分かりやすいので参考までに。

なかでも気軽に挑戦できるトレーニングを、鍛えたい項目に合わせてご紹介します。

動くもの・線を眼でゆっくり追いかける運動

  • 本を読むとき行や文字を飛ばして読んでしまう
  • 手先を使う作業が苦手
  • 字をきれいに書けない

などが気になるお子さんにおすすめのトレーニングです。

線めいろ・線なぞり

同じマークからマークまでを線の通りにたどります。

指・えんぴつ・眼だけなど、色々な方法で試してみましょう。

お手玉

お手玉を投げて反対の手でキャッチします。

投げる手を変える・高さを変える・個数を増やすなどで難易度を調整しましょう。

点から点へ眼をすばやく動かす運動

  • 文章を読むのが遅い
  • 黒板の字をノートに写すのが苦手

眼を早く動かす運動です。

ランダム読み

数字や文字などを声に出して読みます。

  • 右上から縦に読む・左上から横に読むなど読み方を変えながら読む方法
  • 数字は順番に印をつける
  • 文字は知っている単語に〇をつけながら読む

数字や文字の大きさをランダムにしたり、文字同士の間隔を変えたり、難易度を調整しましょう。

慣れてきたらアルファベットなどでも挑戦してみましょう。

指先を見る運動

頭を動かさず両手の人差し指を交互に見る運動。

縦・横・斜めなど、幅や向きを変えて行います。

眼を上下に大きく動かす運動

上下に数字や文字を書いて眼で追います。

たて読み・よこ読みなど交互に読んでいきます。

両目をそろえて動かすトレーニング

近くのものを見る時、遠くのものを見る時では眼の向きが変わります。

両目が同じ向きに向いていないと、ものとの距離感がつかみにくくなってしまいます。

  • 距離感がつかみにくい
  • ものが二重に見える
  • 球技が苦手

他に、人や物によくぶつかる子も当てはまる可能性があります。

寄り目の練習

眼から1~2センチになるまで、指先を少しずつ近づけていきます。

目を意識して動かす練習になります。

視空間認知のトレーニング

視空間認知とは、見本を見てまねる、視覚と手の動きを連動させることが重要です。

  • 文字を正しく書けない
  • 文字の形・図形を覚えられない

といったお子さんにおすすめのトレーニングです。

順番を覚える

3~5個の数字や形、アルファベットを横並びに書きます。

書いた問題をよく見た後、隠して同じ数字や図形を書きます。

動物の名前で問題をつくったり、誰かに読んでもらって思い出しながら書く練習もおすすめですよ。

おもちゃを活用してのトレーニングも行ってみてください☆

おもちゃを活用したトレーニング

形を作って遊ぶジオボードやタングラム、マグネット入りのブロックなどはトレーニングにおすすめ。

おもちゃを使ったトレーニングはひとり遊びでも使えるので、ぜひ試してほしいですね。

ボディイメージのまねっこトレーニング

自分のからだの部位を細かく認識し、部分部分をはっきり意識して動かすトレーニングです。

人のまねっこ

大人や兄弟などが見本になってあげて、ポーズをまねします。

分かりにくい時はリボンなどで目印をつけましょう。身体の部位を触りながらまねをするとよりボディイメージがつかみやすくておすすめです。

音楽を使ってリズムよくポーズしたり、慣れてきたら絵や写真のポーズをまねもいいでしょう。

動物のものまね歩き

動物になったつもりで四つ足で歩きましょう。

はじめは自由に歩き、慣れてきたら前後や右左を意識しながら歩きます。

数字や絵カードを並べて、何の動物かイメージを膨らませたり、音楽などリズムに合わせて歩いてみるのもおすすめ。

ビジョントレーニングの注意点と違和感を感じたら

ビジョントレーニングを始める前、またはビジョントレーニング中に見ていて違和感を感じたら医師に相談することも考えましょう。

眼の病気や視力が正常かチェック!

本格的にビジョントレーニングを取り入れるとき、眼科で眼の病気がないことを確認してから始めることおすすめします。

遠視や乱視、近視などがある場合、ビジョントレーニングはキチンと見えることが前提なので見えにくいならメガネなども考えましょう。

無理をしないで楽しく続ける

まずは楽しくはじめるのが第一!

ビジョントレーニングには様々なレベル・種類の課題があります。

お子さんが楽しんでできるものから始めましょう。

  • プリントに色を塗る
  • ごほうびシールをあげる
  • 絵の多いものからはじめる

など、お子さんが遊びながらできるものから進めていきましょう。

手軽にはじめたい☆無料プリント

何からはじめればいいか分からない方は、まず無料プリント、ワークブックで試すのがおすすめ。

プリントは下記のサイトで無料で印刷できます。

ぜひカラーで印刷してください。

本で選ぶとラクなので、おすすめの本をいくつか参考までに。

子どもが楽しめるビジョントレーニング動画

お子さんも楽しくトレーニングできる動画をご紹介します。

様々なビジョントレーニングの動画があるので、お子さんの発達に合わせて探してみましょう。

まとめ|ビジョントレーニングは楽しく

手軽にはじめられる子どものビジョントレーニングは、国語や体育が苦手な子どもの視覚機能を上手く使えていないを改善するのに便利な体験型ケアです。

楽しみながら苦手な部分を改善することができます。さらには潜在能力を高めることができるチャンス!

学校に行く場合は、ぜひお子さんの「見る力」を育ててあげてください。

子どもの能力を高めるなら、こちらの記事もどうぞ。

ゆとり

ゆとり

雑学大好き美容師。双子と末っ子の3兄弟の父。
育毛・薄毛ケア・子育て・暮らしの知識を中心に、日々の暮らしを豊かにする情報を発信していきます。
「人生にゆとりと潤い」をテーマに生活を快適にしましょう。

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