我が家のPanasonic製エアコンCS-565CXR2。
猛暑から我が家を守るため、毎日頑張って働いていましたが、ある日突然様子がおかしくなりました。
なんかタイマーランプが点滅してる???
リモコンのお知らせ機能には「H51」の表示が。
※別日に「H52」もありました。
「H50~52」は自動お掃除機能のエラーだよ。
お掃除ロボがらみのエラーで、フィルターの自動掃除や取り付けミスでも反応します。
今回は「H51」が何度も出たときに、筆者が行った悪あがきをまとめた記事になります。
お掃除機能はあきらめて、定期的にフィルター掃除したほうが早いよ。
直す場合は自分じゃムリなので、必ず修理業者に頼もう。
目次
「H50」「H51」「H52」エラーはタイマーランプが点滅でお知らせ
タイマーランプが点滅し、リモコンのお知らせや診断を押す事で診断結果が表示されます。
エアコンは勝手に止まることはなく、動き続けながらタイマーランプがつく感じです。
朝起きたとき、ランプが点滅してるときの残念さといったらもう…。
- H50=排気ファンモーター異常・換気ファンモーター異常
- H51=フィルターそうじノズルロック異常
- H52=フィルターそうじ動作異常・左右のリミットスイッチ異常
診断コードに共通しているのは、お掃除機能に何かしらの動作不良が起きていることを知らせています。
「H51」エラーを自分で直してみた
夏なので、リビングにある我が家のエアコンは毎日つけっぱなし。
エラーが起きてからは、1週間に1回はH51エラーが起きていました。
リモコンを操作するたびに「ピピピッ」と何度も音が鳴るので、ちょっとしたストレスに。
取扱説明書によるとフィルターの取り付けミスでもこのエラーが出るらしいので、ついでにフィルターの掃除と周辺も可能な限りキレイにして取り付けました。
お掃除に使ったのはこちら。
ブラシが柔らかいので、フィン部分の掃除も傷つけずキレイにできます。
掃除したのに、数日するとまたエラーがでる。
フィルターや、手の届く範囲はキレイにしましたが、原因は別の場所でした。
調べた結果、主な原因はお掃除ユニットに繋がっているジャバラの排気ホース。
自分で分解して掃除するのは難しいようで、キレイにしたいなら業者さんに頼む方がいいようです。
お掃除ロボの修理はPanasonic製品の場合、出張費 3,850円(税込)+¥24,000〜 ¥25,000(税込)が目安。(R5.10月現在)
んー、高い!
なにか方法はないのかな?
こんなことなら、はじめからお掃除ロボなしのエアコンにしておけばよかったと後悔しました。
ちなみに、エアコンクリーニングの自動掃除機能付きの分解洗浄は、相場だと¥16,000〜¥25,000程。
エアコンを取り外して行う、完全分解洗浄なら¥25,000〜¥40,000!
完全分解洗浄は毎年する必要はありませんが、手軽にできる金額ではないですね。
我が家ではカジタク、ヤマダ電機、Panasonicの代理店で、通常の分解洗浄をしたことがあります。
夏の前後が繁忙期で業者さんがいそがしいため、予約が取りづらいことも。他の時期も混みあう場合があるので、早めのご予約をしましょう!
カジタクのエアコンクリーニングは委託された業者によって、丁寧さが変わります。丁寧な業者さんに当たると、仕上がりがお値段以上の見事な結果に。
ぜひ名刺をもらいましょう。基本指名はできませんが、次回からは直接頼むのもアリです。
Panasonicの代理店さんも業者さん次第になります。我が家では個人店の代理店さんに直接頼みましたが、ちょっとイマイチな結果に。
できればクリーニングを専門にしている業者さんの方がいいと感じました。
「H51」「H52」エラーはリセット操作をして電源を入れなおす
手っ取り早い方法は、
「一度コンセントプラグを抜いて、電源を入れなおす」
シンプルで一番ラクな方法。
これでしばらくはエラーは出なくなりました。
定期的に自分でフィルター掃除をする必要がありますが、お掃除機能のエラーにイライラすることがなくなりひと安心。
お掃除ロボットによるフィルターの掃除機能は完全に止めることはできません。
エラーの出るたびに、コンセントプラグの抜きさしが必要になります。
フィルターがキレイなら問題ないから、定期的に掃除してね!
- フィルターを定期的に掃除
- フィルターをきちんとはめる
- H50系エラーが出た場合、コンセントプラグを抜いて電源を入れなおす
基本は掃除ロボットがないエアコンと同じように掃除すればOK。
お掃除ロボットをキレイにする場合、エアコンクリーニングするときに業者さんにお掃除ロボット内の掃除ができるかを確認しましょう。
修理を頼むにしても時間もお金もかかるので、故障か掃除なのかの判断と、そもそもお掃除ユニットの掃除はサービスの範疇かしっかり確認しましょう。
「H5〇」エラーが発生した原因と対処まとめ
エラーの原因
- フィルターがうまくハマっていない
- ホコリが多い、詰まっている
- お掃除機能の部品が故障している
自分で可能な対処
- フィルターの掃除
- フィルターをしっかりと装着する
- コンセントプラグを抜いて電源を入れなおす
①、②のフィルターは油分の多い猫などペットの毛、輪ゴムや糸くずが詰まりの原因になることも。
掃除のあとにフィルターがうまくハマっていないことも多いので、注意しましょう。
③はコンセントプラグを抜き差し(3分程度時間を置くとベスト)を行って、本体のリセットをします。
リセット後はタイマーの点滅とエラーが消えます。その後お掃除ロボットが定位置にない場合は「リモコンの手動お掃除機能」を使って動作の確認を行いましょう。お掃除ロボットの定位置は左右どちらかの端になります。
お掃除ロボットを修理・部品の交換
お掃除ユニットの部品が故障している原因はさまざまですが、お掃除機能の故障は、エアコン故障で比較的多い1つです。
部品の交換をしない限り改善しません。
価格はPanasonicの修理で、出張費 3,850円(税込)+¥24,000〜 ¥25,000(税込)が目安。
また、エアコンクリーニングを行った後に故障したなんて話もよくあります。
お掃除機能搭載のエアコンクリーニングは、適切な方法で行わなければ故障の原因になるので注意が必要です。
タイマーが点滅し、何度もエラーが起こる場合では修理が必要になる事がほとんどです。掃除機能部品の取替えになる可能性が高いと思います。
お掃除ロボット自体が完全に壊れると、リセットも効かない場合が多く、エアコンが使えなくなる可能性が高まります。
リセットでどうにもならないなら、修理か買い替えを検討しましょう。
エアコンクリーニングでメンテナンスをしよう
エアコンは見た目ではわかりにくいですが、内部にはホコリ、カビや雑菌が増え「臭い」「効きが悪い」原因になってしまいます。
掃除機能が付いているから大丈夫と思っている人も多いですが、高機能なエアコンで抑制はできても、完全にキレイに保つことは不可能です。
- ニオイがする
- エアコンの効きが悪い
- フィルター奥のフィン部分に汚れがつまっている
- 吹き出し口に、カビが付いている
- 吹き出し口奥の、ファンに汚れがつまっている
- 風量が安定しない。風の音がうるさい
- お掃除機能のフィルター掃除がカタカタうるさい
エアコン掃除やエアコンクリーニングはできるだけ毎年行いましょう。
時期としては5月の梅雨前、10月くらいの季節の変わり目がベスト!
クリーニングしないならば、夏の後エアコンを使わなくなったら、送風や暖房機能で24時間ほどエアコン内部を乾燥させておきましょう。
内部の水分が飛んで、排水ダクトも乾燥できるため、冬前にカビが繁殖するのを防げますよ。
エアコンにお掃除機能はいらない
家電量販店の店員さん、エアコン業者さんに詳しい話を聞くと、大半の方はお掃除機能はいらないと答えます。
- フィルター掃除をすればOK
- お掃除ロボットがあると、逆に故障やエラーが多くなる
- エアコンクリーニングも通常より割高になる
エアコンに限らず、日本製の家電は多機能型が多い傾向があります。
業者さんからすると、使うならシンプルな機能でそれぞれ買った方が、結果的に性能もよくて故障しづらいそうです。
しかも、故障した場合の修理費も安くすむことが多く、使うか分からない機能がついているよりも、シンプル機能の方が使いやすくて優秀なのだそう。
次買うときはシンプルなやつにしよ!
まとめ
今回の「H51」お掃除機能エラーで言えることは、
- お掃除機能がついていても、フィルター掃除など基本のメンテナンスは必要
- 定期的にエアコンクリーニングをする
- 自動掃除機能には頼り過ぎない
どんなに機能があっても、メンテナンスは必要なんですね。
ブラシは必ず柔らかくて、エアコンを傷つけないタイプにしましょう。
そして、
絶対にダメなのが、スプレータイプの掃除アイテム。
故障や内部に洗剤が残る原因になるので、絶対にやめましょう。